「ひとつ、村上さんでやってみるか」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける490の質問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか?

読者から寄せられたメールに村上春樹が書いた返信をまとめたもの.何百ものやりとりがあって,重いものあり,軽いものあり,どれも読んでいておもしろい.すごい量なのだけれど一つ一つは短いのでちびちび楽しみながら読み続けることができる.

村上春樹のエッセーには非常に軽くて読みやすいものが多いのですが,このメールにはその心地良い軽さがふんだんに含まれています.

一方で,これだけの返信をまとめると,全体としてのメッセージというか,返信する村上春樹のスタイル,考え方というべきものが見えてくるからおもしろい.メッセージは量によって質を伝えることもあるのだなと思った.また,このひと中心は割とぶれないが,周辺は結構軽やかな人であることもわかる.そこがまた魅力だ.

01/10/2006

  • B誌からの査読依頼.年末に書いたコメントをもう一度見直し,少し修正して送る.重要なメールは少なくとも一晩寝かせた方がよい.とにかくこの仕事は終了.やれやれ.
  • 共同研究者にメールを2つ.どちらもポジティブな内容なので気が楽だ.
  • 昨日,家族と話していた話が研究になるか少しサーベイ.先行研究的には何とかなりそう.問題はサンプルがどれくらい確保できるか.5,6人に頭を下げれば何とかなるかなあ.
  • 編集者と世間話.教科書を書いてほしいらしいけど今はちょっとなあ.むしろ翻訳がやりたいのです.企画になるか打診をしてみたところ好感触.要約を渡しておく.
  • うつバイアス実験2.データ集計は1/2まで終了.ぼちぼちです.
  • 時間論文修正.信号検出分析,Exprt 1-3 までd' と c を出す.Exprt 1の分散分析まで終了.
  • 進路指導.まあこつこつやれば良いんじゃないでしょうかね.うん.
  • 重要書類を受け取る.
  • ああ,1-3月の予定調整を忘れてた.orz