Clemency campaign steps up theage.com.au

最近のトップニュースはこれ.3年前ヘロインの運び屋をやった若者がシンガポールで捕まり,死刑を宣告されました.彼の死刑執行が近づいてきたため何とか恩赦を勝ち取ろうという動きが活発です.

彼を助けてあげたいという動きがあるのはわかるのですが,個人的には全く賛同できません.まず,余所の国の司法システムにクチを出すこと自体が傲慢です.また,わたし自身,死刑の全面廃止の議論にこれまで納得したことがないので,人権的な面から恩赦を願うことにも賛同できません.

こんな意見を,イタリア人のLと現地人のA,J, Nに,特に後者について長めの世間話のなかでぶつけてみたのですが,まるで賛同を得られませんでした.みなさん,彼を助けた方がよいと思っています.

まあ,人の命は尊いっていうメッセージがわかりやすくて,誰もが反対しにくい正論だってのはわかるんですけどね.それとこれとは別問題だとわたしは思っています.

長くなりそうなのでこの辺で.