When kids light up theage.com.auより

オーストラリアでは小中学生くらいからドラッグの使用は起こってますよー,しかも,最初にドラッグをあげちゃうのはどうやら親らしいですよという記事.

統計を取った記事ではなく,エピソードをまとめた記事なので,事実認定の問題としては弱い部分があります.でも,マリファナなどの比較的軽いものの入手のしやすさを考えるとありがちな話だよなあと思うわけです.

現地人とドラッグの話になるとこの記事と同じように「子供にドラッグを与える両親がいる」ということを眉をしかめて話します.倫理的なモデルであり,子供の道徳的な教育に最も責任のある両親がドラッグを与えてちゃ,そりゃ子供たちもみんな悪げなくやりますわな.

世代によってはマリファナ程度には抵抗がない人もいるのかもしれませんし,日本でも未成年者にお酒を飲ますことは割とあります.イタズラに近い軽い気持ちなんでしょうが,11,12歳の小学生とかにあげちゃうのはやっぱりダメだろうと思うわけですね.つーか,ダメを通り越してます.

良い国なんですがここだけは何とかならんかなと思っています.ドラッグはブラックマーケットの最大の資金源ですから,そういうのに手を出すのは犯罪組織を支援しているのと同じです.オーストラリアを犯罪の多い国にしたいですか?そんな人はほとんどいないでしょう.

また,自己の精神,肉体に悪影響を与えるという点で避けるべきものです.まー,こういう学校の先生みたいなことをいうと「自分の体だからいいじゃん」とか中学生のように反論する人がいます.でも,自分の体っつーのは自分だけのものじゃないですよね.自分のちょっとした行為や言動ですらしばしば大きな影響を生み出すのが人間社会です.中毒になることでどれだけの影響がでるか想像することは決して難しくないでしょう?

そういう意味でもドラッグってのは忌むべきだと思います.