Thinner pay, fatter bodies: obesity hits poor (theage.com.auより)
世界でもっとも肥満の割合が高いと言われるオーストラリアですが，その中でも地域によって，肥満の人の割合に差があるという話．具体的にはメルボルンだと北や西のややラフなエリアの人の方が（Sunshine, Preston），南や東のリッチなエリア(Donvale, Beaumaris)の人より 3kgほど太っているとのことです．
でも，そんな差はどうでもいいくらいのレベルでみんな太ってます．上に引用した元記事に太った女性の写真が載っています．見たところ170cm，120kgはあると思います．
でもこんな人ふつーですから．もっと太ってる人だっていっぱいいますから
数えてないですが，わたしのまわりだと，20人にひとりくらいはこのくらい，あるいはそれ以上太っている感じです．上の記事にもありますがオーストラリア国民のおよそ半分が肥満なわけで，120kgなんかまるで普通です．日本の軽肥満くらいだとこちらなら痩せすぎと思われるかもしれません．わたしはBMIだと26くらいありますが（基準では軽肥満．体脂肪率は16%なのに．．），現地人のなかにはいるとむちゃくちゃ細いです．ガリガリくんです．
最近，むかしのドリフのDVDを見る機会があったのですが，高木ブーとかぜんぜん普通の体型に見えました．子供の頃に，とても太っていると思っていた人だったので，この感覚はちょっとショックでした．オージーの中年男性ならあのくらい普通ですよ普通．この感覚になれて日本に帰るとちょっとこわいです．実際，こっちに来てからは体重増えてますし．
何でみなさん太るのかというとやはり食生活が一番の原因でしょう．食べる量が半端じゃないです．ただそれだけでなく，こちらの人は太ることに対して寛大な気がします．ウエイトコントロールにそれほどセンシティブではありません．太っているというだけで出世できないとか解雇になるなんてアメリカっぽい話も聞きません(*1)．そんな事情を反映してか，太ってる人自身も明るいです．ポジティブデブっていうですかね．そんな感じで，男女とも太っていても（もてる人は）けっこうモテます．太ってても女の子なんか普通におしゃれしますしね．脂肪がでーんとウエストにのって，まわしをつけた相撲取りのようにローライズをはいた女の子をよく見ます．
(*1)アメリカだと普通の町中はともかく，大学やある程度の規模の会社などでは太っている人をそれほど多く見ません．こちらではとってもたくさん見ます．先日，カナダ，アメリカに行ったときもみんな痩せてるなーと思いましたし．アメリカなんかだと今回の記事で出た居住地区の体重差ってもっと大きいんじゃないですかね．
