メルボルン道路事情(2):路上でよく見るもの

日本ではあまり見られないものがメルボルンでは頻繁に見られます.

立ち往生した車

車を長く乗る人が多いせいかオーバーヒートしたり,バッテリーが上がってしまって立ち往生している車を大変よく見ます.夏の暑い盛りですと通勤,帰宅の途中,あわせて2-3台は必ず見ます.まあ,わたしは比較的交通量の多いところをピーク時に通っているせいもあるのですが,それでもかなり多い.結構困るのは,交差点のど真ん中で立ち往生しているのや,3車線道の右車線や中央車線で立ち往生している車ですね.

なお,交通法規としては,車が動かなくなった場合ボンネットやトランクのカバーをあけて,動かないことを周囲に知らせる必要があります.こういうのを見ると定期点検は重要だなと思います.ちなみにわたしはk-martで車の定期点検や修理,タイヤの交換などをやっています.自分でやるより下手すると安いです.

動物の...

公園が多いせいか,自然が近いせいかシティの周辺でも車にひかれたポッサムや鳩などをよく見ます.最初の頃はそれを見るたびに背中がゾクッとしたものですが,あまりにも頻繁に見るので最近はゾクッとはしなくなり,わりと冷静に「かわいそうだなー」と思えるようになりました.なにか大切なものを失ったような気がして不安です.

ちなみに少し田舎に行くと,道路の端に車にひかれたカンガルーやワラビーを目にすることになります.シティから車で1時間も行けばそういう場所になるのではないでしょうか.

数百メートルにわたってウィンカーを出す車

右折や左折のものすごく前からウィンカーを出す人が多いので,いったいいつ曲がるのかわからないことがあります.数百メートルのひとは単に忘れているだけかもしれませんが,自分が曲がる交差点の1つ前の交差点から出し続ける人は結構多いのでかなり困ります.

逆にウィンカーを出さない人もいてこれも困ります.

車道を横断する歩行者

横断歩道がないところでもがんがん車道を渡ってきます.制限速度が80kmのハイウェイでもちらほらいます.ちなみに横断歩道以外の車道では,車に優先権があるので歩行者がいても譲る必要はありません.譲るために止まると後ろから追突されるおそれがあります.