日本からメルボルンに持ってくるもの(2):服は結構いるかも

こっちの人はバリバリにカジュアルなので,そんなにおしゃれをする必要はありません.どこに行くのでもジャージって人も多いです.余程の高級レストランでない限り,Tシャツ,短パンで断られることもないでしょう.

日本だと「ノーネクタイの方入店お断り」というのがありますがこっちではあまり見ません.よく見るのは「裸と裸足の方入店お断り」というのですね.なんだよ,それって感じですが,実際多いんですよね.裸の人も裸足の人も.まあこんなとこからもカジュアルっぷりがうかがい知れると思います.

そういうファッションに疎い土地柄のせいか,なんつーか売っている服がひどいんですね.特に男物はひどいです.安いものは一回洗えばダメになってしまうようなひどい縫製,高いものでもファッションセンターしまむらで買ってきたような,なんだかへんてこなデザインです.しかも縫製はたいしたことない.いや結構ひどい.アメリカ発のブランドなんかはそれなりなんですが,そういうのはなんだかもうイヤになってしまうくらい高いので買いません.

女の人のものもやはり縫製はかなりひどいです.デザインもいまいちらしく,日本人の知り合いや家族の話を聞いていると,サイズの問題やデザインの問題でやはり買う気になかなかならないそうです.こっちに来て1,2年もするとこちらの感覚になれるからか,こっちの服でも気に入ったものが出てくるようですが,それまではなかなか買う気にならないようです.それに値段が結構高い.ただ,女性の服は色がきれいなものが多いので,そこは見る側としてはきれいでイイ!と思います.着る側としたら全体のバランスをどう取るかで格好難しいのかもしれませんが.

まあ,わたしは年中薄着なんでいいんですがそうじゃない人は結構たいへんだろうなと思います.

そんなわけですから年中薄着でない方は,ある程度洋服を持ってきた方がいいと思います.こちらは年間で見ると寒暖の差は少ないので,15度くらいのときに着る服をたくさん持ってくると重宝すると思います.日本の春先(3月末)や秋口(10月-11月)に着るようなものですね.長袖シャツ,カットソー,カーディガン,スウェットシャツなんかが役に立つと思います.

こちらは,冬でも昼間は10度を割り込むことはほとんどないですから,コートや厚手のセーターが必要なことはほとんどありません(寒がりの人は別).

あといらないのはスーツですね.一応2着持ってきましたが一回もこちらでは着ていません.なんせ結婚式でも夏なら半袖シャツでノー問題でしたから.襟が付いてりゃそれだけでフォーマルって感じですね(ほんとか?)

つーかスーツを着たのは日本に仕事の都合で呼ばれたときでした.持ってきた意味ないじゃん.