入居時にすること

最近、新しくこちらへ来る方に似たようなことを書く機会があったので、メモ。

不動産サイト
http://www.domain.com.au/

などでおおよそあたりをつけ、不動産をいろいろ巡り、恐ろしいくらい不快な思いを45回ほどして、不動産屋が約束の時間に来ないくらいでは腹もたたなくなってくるとようやく住む家が見つかります。

契約書だなんだってのは日本とそれほどかわりません。敷金のようなBond(保証金)を要求されるのもよく似ています。Bondの金額はたいてい家賃一ヶ月分くらいです。

契約もおわり、いざ入居のとき、まず、必要となるのが電話、電気、ガス、水道などの申し込みとcondition reportの作成です。

固定電話はTelstraか,Oputusのどちらかを選ぶことになります.それぞれがブロードバンドアクセスや携帯電話とのパッケージで,いろいろなプランを出していますので,ご検討なさってください.

http://telstra.com/index.jsp?SMIDENTITY=NO
http://www.optus.com.au/portal/site/oca

わたしはtelstraを使っていました.telstraの場合,未開通の固定電話から、132 000にダイヤルすると開設の契約が出来ます.わたしの場合は申し込みから30分で電話が開通しました.

電気、ガス、水道も同じ要領で電話をかけて開設します。これらは居住地域によって会社がだいぶ違うので、不動産屋から事前に情報を得ておく必要があります。

水道は元栓の位置さえわかっていれば当日からでも使えますが、その他は必ずしもそうではありません。わたしの場合はラッキーなことに入居当日からすべて開通しましたが、最近引っ越してきた同僚は水道、電話は当日で大丈夫でしたが、電気ガスは2日ほどかかったようです。最初の夜は、シャワーなし電気はローソクだったと言っていました。webをつかって事前申し込みをしていたそうなのですが、課金だけはその日からなされるようになっていたそうです。

なお、こちらではwebやe-mailでの申し込みがうまく機能しないことが多くあり、なんだかんだ言って契約の際、速くて確実なのは電話だったりします。まあ、確実は言い過ぎかな。。。

種々の開設が終わったら、condition report の作成です。これは入居時の家の状態を不動産屋に報告しておくもので、これをもとに退去時に家の使用状況がチェックされます。例えば、condition report に記載のない破損(ドアノブの欠落)などが見つかるとその分がBondから差し引かれます。まあ、もちろん通常の範囲での経年による汚れや消耗は考慮に入れてもらえますので、退去時の家の状態があんまりひどくなければ、たいていbondは手つかずでかえってくるようです。ただし、新しい家や古くとも管理の行き届いたきれいな家では、かなり細かくみます。それなりの家だとまあそれなりですね。

なお、入居前からの破損や汚れでもCondition reportに記載がないと修理代を求められる場合もあります。かなり気合いを入れて細かいところまでチェックを入れることをおすすめします。問題箇所については写真をとっておくのもよいかもしれません。