なぜ自殺をしていはいけないのか?

takashiさんのカウンセラーや教師としてどう答え&応えますか?に答えてみた。

自殺ってのはただ自分が死んで終わりってものじゃないよ、周りの人間の腹の底までどんよりと真っ暗な気持ちにさせるもんなんだ。顔を知っているくらいのやつでも、自殺したと聞くとほんとに驚くし、途方もない無力感におそわれる。本当に惨めで悲しい気持ちになる。いつまでも腹の底にどす黒いものが残っている感じだ。とにかく落ち込む。仲のいい人や家族だったらなんて考えるのもいやだよ。例えば、親の気持ちになってみなよ。こんなにつらいことは多分この世にないんじゃないかな。

こんな一面「だけ」でも、自殺はとても悪いことだ。人が死ぬってのはとにかくよくないことで、できる限り回避すべきことなんだ。だから、自殺はしちゃいけない。絶対にいけない。

これはわたしがtakashiさんのところでつけたコメントです。村上龍がどこかで言っていたことにインスパイヤされています。彼は、自殺はいけないことだと大人は若者に告げるべきだと主張しており、わたしはその通りだと思っています。そんなわけで、昔、一般教養の授業で自殺に関連したことを話すときは意識して彼の意見を紹介するようにしていました。カウンセラーではないし、教師でもないですが10代後半から20代前半のひとに話す機会は多い大人として伝えるべきことの一つであるとわたしは考えています。